2012年6月10日日曜日

城下町長府庭園・・・・・・深緑の春、そして紅葉の秋も

長府庭園は下関市長府黒門  長府毛利藩5万石の家老格 西運長の屋敷跡です。
小高い山を背に大きな池を中心に山からの滝をとうとうと水が池に注ぎ敷地内には書院、茶室、
東屋、3棟の倉があり四季折々が楽しめる回遊式の庭園になっています。

表門を入り左手に書院を見る、丁度花菖蒲がきれいでした。


書院の両脇には池から流れ出る小川が静かに流れ、どくだみや蔦などが青々と茂り涼しげです。


池にはコウホネや睡蓮の蕾が見えます。
ここ、長府庭園には”孫文蓮”とゆうめずらしい睡蓮が咲くことも有名です。
7月初旬から8月中旬にかけて白地に淡いピンクの縁取りのきれいな花が咲くそうです。
この蓮は夜明けと共に咲き出し、早朝には満開となり午後には閉じるそうです。
この花の期間だけ庭園の開園時間が早朝からになるらしく今年は是非観たいと思っています。


あずまや


 深緑の滝と紅葉の滝(2011.12.4)





深緑の小川(2012.6.2)と紅葉の小川(2011・12・4)四季のうつりかわりが出ています。
一の倉、二の倉では売店と個展があっていました
少し離れて三の倉があります

池を太鼓橋で渡り書院を見ると本当に絵葉書のようにきれいです。

庭園は家老格の屋敷跡を大正末年頃太洋漁業の中部氏が所有し平成2年下関市が買上げした
と聞きました。
庭園奥、山沿いには中部氏が集められた羅漢像も数体ありました。







昨年の秋もみじ狩りに幾度と無く訪れ、園の関係の方からしおりには無い貴重なお話なども聞くこ
とが出来ました。

2011・12.04 紅葉





四季折々訪れたいすばらしい庭園です。

また、向かい側は下関市美術館で、近くには幕末に維新回天の舞台となった侍屋敷、長屋、毛利
邸、高杉晋作の像が建つ功山寺ほか散策がたのしい静かな城下町です。




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