2012年5月6日日曜日

なんじゃもんじゃの花で包まれた神社・・・芦屋岡湊神社

福岡県遠賀郡芦屋町  岡湊神社  今、境内はなんじゃもんじゃ(一葉だこ・ヒトツバダコ)の木が花を満開に付け、まるで白い雪をかぶったようなふしぎな美しさに包まれています。

岡湊宮の鳥居から社までの参道に咲く一葉ダコ
真白な雪を被ったように見える

はなびらは下向きに重なり合っている

表参道入り口からも一葉ダコを見る

一葉ダコも鳥居を作っています
主木は樹齢40数年 現宮司が明治神宮を退職された時の記念樹として贈られたものらしい。
他に120本が植えられていて、対馬のものは天然記念物に指定されていると聞く。
宮司は時折境内に居られ、参拝して観賞していると話しかけてこられる気さくな宮司で説明をよく
してくださいます。
また、宮司のお住まい、千光院には大蘇鉄があり主幹周囲3・7m 枝樹40本 の巨木で樹令4百
年で今も濃い緑色も衰えず存在感のある大蘇鉄です。


そもそも、なんじゃもんじゃと言う珍名は ”何というものか” からきていて、名前のはっきりしない
植物のことをさす総称で、今はなんじゃもんじゃと言えば"一葉ダコ・ヒトツハダコ”のことを言いますがほかには楡、菩提樹などもなんじゃもんじゃの木と呼ばれていたと聞きます。

なんじゃもんじゃ  和名 一葉ダコ

トネリコ(ダコ)に似ていてトネリコは複葉に対しなんじゃもんじゃは単葉なので”一葉ダコ”らしい。
なかなかおもしろい名前と意味がある木とわかった。 (トネリコwikipediaにリンクします)

私は4年前この花を知り毎年この時季になると岡湊神社でなんじゃもんじゃの花の美しさにしばし酔っています。
だだ、最近園芸店とか街路樹でも見かけるようになりましたが、どこのよりも私は岡湊神社の境内が真白に包まれている情景が最高だと思っています。
是非お出かけください、もう少しは綺麗に咲いていると思います。



近かずいて見上げると圧到されるほど大きい蘇鉄





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