2012年10月15日月曜日

不思議な渡り蝶 ”アサギマダラ”と藤袴

ひらひらと優雅に舞う ”アサギマダラ” は秋の七草 ”藤袴”を好んで飛来するようです!!



実は私は今まであまり蝶には興味がありませんでした。
ところが、この秋になぜか”アサギマダラ”の便りをあちこちで聞き、どんな蝶だろうと少し気になっていました。
お天気もまあまあなので・・・・・
昨日、コスモスを見に出かけました。コスモス園の端の方にピンクと白の花が咲いています。
近ずいて見ると・・・
きれいな藤袴の花でした。
しばらくすると・・・・・2匹の蝶がひらひらととんできました、”アサギマダラ”です。
写真で見た通りのきれいな浅黄色の羽が閉じたり、開いたりして蜜を飲み始めました・・・・・

 
 
 
 
アサギマダラは本州から台湾までも飛翔すると調べていくうちにわかりました。
羽根にマーキングをしてアサギマダラを調べている会があるそうです。
昨年の8月19日に北海道函館でマーキングされたアサギマダラが10月24日に本州の最西端の山口県下関市まで飛翔していたそうです。 すごい!! と思わずうれしくなりました。
実は私が昨日見た場所は下関市豊浦です。
この蝶も8月に北海道から飛んできたのでしょうか・・・・
マーキングは2匹ともありませんが、最高2100㌔飛翔し九州の長崎方面を飛び立ち南下するんだそうです。
そして、春にまた日本を北上してくるというすごい不思議なロマン飛行をする蝶なんです。
でも蝶の命は4ヵ月なのです・・・・



フジバカマ (藤袴)

花軸の先端に薄紅紫色の袴の形をした小さな花をつける。
乾燥すると、桜餅のような甘い香りになります。その蜜には毒性のアルカロイド含まれていて、その蜜をアサギマダラは体内に蓄積して、鳥や外敵から身を守り長い旅をするんだそうです。
アサギマダラがなぜ藤袴を好む理由がわかりました。


沢山の蜜を吸って長い旅に備えているのでしょう・・・来年も楽しみになってきました!!
 
 
 
2012・10・14  山口県下関市豊浦にて



 
リフレッシュパーク豊浦のきれいなコスモス

 
 
国道191号線響灘の吉見の海(少々曇り )を眺めながら帰路へpm・3・00

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